Our Project研究活動・取り組み

KYOTO AGORA

京都工芸繊維大学では「KYOTO Design Lab」、略してD-labを2014年に発足しました。デザインと建築を柱とする領域横断型の教育研究拠点であり、コラボレーションのためのプラットフォームです。設立以来、世界中の大学から研究ユニットを誘致するとともに、学内のさまざまな分野の研究者と学生、国際的な企業などとワークショップ、シンポジウム、研究会を開き、また、数々のイノベーションの社会実装を実現してきました。

翻って、これはいずれの大学でも抱えている課題ですが、優秀な研究者や専門家たちの領域が高度に細分化して、同じ学科内でさえも隣りの研究室の活動が見えづらくなっています。これでは、それぞれの研究領域における課題解決をなし得たとしても、どのような未来を構想していくのか、また、未来を提示することにはつながりません。京都の、日本の、地球の未来を妄想してその革新に結びつくようなイノベーションを生み出すことは困難な状況となっています。

そこで、ギリシャ語で広場を意味するAGORAというテーブルを設け、学内の学系、領域を超えて研究者、学者たちを呼び集めることから始めました。一緒に未来を妄想しませんか?と。大きな気候変動、大災害、パンデミック、戦争…と不安定をきわめる世界にあって、もはや未来の妄想でさえも一人の研究者では太刀打ちできません。妄想から始まった議論や研究を発展させて、イノベーションを創発し、その先の社会実装まで。そのような場として、KYOTOAGORAを構想しています。

KYOTO AGORA 2021

グループ1:コモンズ

グループ2:メタバース

グループ3:考工学

グループ4:サーキュラーマテリアル

KYOTO AGORA 2022

グループ1:数理的理解から未来を見る

グループ2:過去から未来を見る

グループ3:環境・循環系から未来を見る

グループ4:研究の未来のありようを捉える

Project

プロジェクト名
KYOTO AGORA

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